五日十座(読み)ゴニチジュウザ

デジタル大辞泉 「五日十座」の意味・読み・例文・類語

ごにち‐じゅうざ〔‐ジフザ〕【五日十座】

朝夕二座ずつ5日間にわたって行われる法華十講のこと。法華経8巻とその開経無量義経結経観普賢経の2巻を講ずる法会ほうえ

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精選版 日本国語大辞典 「五日十座」の意味・読み・例文・類語

ごにち‐じゅうざ‥ジフザ【五日十座】

  1. 〘 名詞 〙 ( 五日間、朝夕の二回ずつ行なうところからいう ) 法華経八巻に、法華経の開経である無量義経一巻と結経である普賢観経一巻の計一〇巻を、朝夕二座、五日間にわたって講ずる法会。法華十講。
    1. [初出の実例]「況んや五日十座の程、講ぜられ給ふ法華経の功徳いみじう尊し」(出典:栄花物語(1028‐92頃)御裳着)

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