五条方村(読み)ごじようほうむら

日本歴史地名大系 「五条方村」の解説

五条方村
ごじようほうむら

[現在地名]大野市五条方

真名まな川の左岸にあって、同川による扇状地の扇頂部に位置する。永正元年(一五〇四)一二月二五日の宝慶寺寺領目録(宝慶寺文書)に「今井五条方同今井村」とみえ、また永禄一二年(一五六九)六月一六日の同寺領目録(同文書)に「今井五条方村」とある。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図には「五条方組」高一二〇一・一九石とあり、この石高正保郷帳の五条方村・今井いまい村両村の石高合計に等しいから、「今井五条方」が近世初期に分村したと推定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む