五湖(読み)ごこ

精選版 日本国語大辞典 「五湖」の意味・読み・例文・類語

ご‐こ【五湖】

  1. 中国古代五つの湖。太湖または洞庭湖を五つに区切った呼び名とも、また付近の湖を含めて呼んだともいう。
    1. [初出の実例]「予、謬非二陸之誉、猥攄五湖之趣」(出典:詩序集(1133頃)湖山聞旅雁詩序〈藤原永光〉)
    2. [その他の文献]〔周礼‐夏官・職方氏〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「五湖」の読み・字形・画数・意味

【五湖】ごこ

太湖附近の湖沼総称。また洞庭とその附近とする説がある。

字通「五」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

とっさの日本語便利帳 「五湖」の解説

五湖(富士五湖)

山中湖河口湖、西(さい)湖、精進(しょうじ)湖、本栖(もとす)湖

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android