五輪の南北共催

共同通信ニュース用語解説 「五輪の南北共催」の解説

五輪の南北共同開催

国際オリンピック委員会(IOC)が韓国北朝鮮に呼び掛け、1988年五輪に関する南北スポーツ会談が85年10月から87年7月まで4度開かれた。北朝鮮競技半数北側で実施、大会名を「朝鮮・平壌・ソウル五輪」とするなどの共催主張。韓国はこれに反対し、一部競技だけを北側で行う提案をした。北朝鮮は希望競技数を減らしたが合意できず、第4回会談後にIOCが示した仲裁案も北朝鮮が拒否し決裂した。2018年9月に行われた南北首脳会談では32年五輪共催の招致で協力することで一致した。

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