五部の書(読み)いつとものふみ

精選版 日本国語大辞典 「五部の書」の意味・読み・例文・類語

いつとも【五部】 の 書(ふみ)

  1. 五種書物を合わせて一組にしたもの。
  2. ( 五部経書の意 ) 五経(ごきょう)異称。易経、書経詩経春秋礼記をいう。
    1. [初出の実例]「伊菟斗毛能布瀰(イツトモノフミ)よむ人はたにやうにこれをむねとぞともにのりとる〈惟宗具範〉」(出典日本紀竟宴和歌‐延喜六年(906))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android