井上半介(読み)いのうえ はんすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上半介」の解説

井上半介 いのうえ-はんすけ

1842-1910 幕末-明治時代の教育者。
天保(てんぽう)13年生まれ。農業のかたわら薬種商をいとなみ,丹波船井郡(京都府)船枝村の庄屋となる。元治(げんじ)元年私塾発蒙館(はつもうかん)を設立し,西洋の知識や文化を紹介。明治21年郡立高等小学校長。41年郡立高等女学校の創立につくし,校長となる。明治43年死去。69歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android