井上清子(読み)イノウエ セイコ

20世紀日本人名事典 「井上清子」の解説

井上 清子
イノウエ セイコ

昭和・平成期の弁理士 井上清子特許事務所。 女性初の弁理士。



生年
明治40(1907)年

没年
平成12(2000)年4月8日

出生地
東京

学歴〔年〕
高小卒

主な受賞名〔年〕
勲五等瑞宝章〔昭和53年〕

経歴
高等小学校を卒業後、裁縫タイプを習い、タイピストとして特許事務所に8年間勤務。昭和10年女性弁理士第1号として国家試験合格、東京・築地に井上清子特許事務所を設立。平成9年まで現役として活動した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井上清子」の解説

井上清子 いのうえ-せいこ

1907-2000 昭和-平成時代の弁理士。
明治40年12月13日生まれ。海軍艦政本部や特許法律事務所につとめる。昭和10年日本で最初の女性弁理士となり,東京で井上清子特許事務所をひらき,60年間以上所長として活躍。41年紫清会創立にかかわり,会長として女性弁理士の育成にあたる。平成12年4月8日死去。92歳。東京出身。明大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む