井伊直惟(読み)いい なおのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「井伊直惟」の解説

井伊直惟 いい-なおのぶ

1700-1736 江戸時代中期の大名
元禄(げんろく)13年5月1日生まれ。井伊直興(なおおき)の13男。再度藩主になった父直興のあと,正徳(しょうとく)4年近江(おうみ)(滋賀県)彦根藩主井伊家8代となる。徳川家康の百年忌に将軍家継(いえつぐ)の名代として日光参詣(さんけい)。家重(いえしげ)の元服のときに加冠の役をつとめた。元文元年6月4日死去。37歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android