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井戸向遺跡(読み)いどむかいいせき

日本歴史地名大系 「井戸向遺跡」の解説

井戸向遺跡
いどむかいいせき

[現在地名]八千代市ゆりのき台五―六丁目

北海道ほつかいどう遺跡と同じ台地上に位置し、同遺跡の南約一五〇メートルに所在した。萱田かやだ遺跡群に属する。当遺跡の主体は奈良・平安時代の集落跡であるが、ほかに旧石器時代の石器群二五ヵ所と弥生時代後期の竪穴住居跡六軒・土壙一基、古墳時代前期の竪穴住居跡三一軒・方形周溝墓三基、同後期の竪穴住居跡八軒・土壙一基、さらに古代末期の土壙墓群や一五世紀中頃から一六世紀中頃にかけて埋蔵された備蓄銭と考えられる銭貨が多数検出されている。八世紀中葉の一時期と八世紀末から一〇世紀初頭にかけての集落遺跡から検出されたおもな遺構は、竪穴住居跡一〇三軒・掘立柱建物跡四九軒・井戸跡一〇基で、四群で構成されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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