萱田村(読み)かやだむら

日本歴史地名大系 「萱田村」の解説

萱田村
かやだむら

[現在地名]八千代市萱田・ゆりのきだい一―八丁目

萱田町の北に位置。萱田遺跡群のうち白幡前しらはたまえ遺跡から出土した八世紀後半と推定される墨書土器に「草田」とみえ、当地のことと考えられる。中世一帯萱田郷が成立し、近世初期は萱田町と一村であったともみられる。慶長一九年(一六一四)の東金御成街道作帳に村名がみえ、高二一三石。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分では高三四七石余、佐倉藩領。以後幕末まで同藩領であったが、幕末までに幕府領二二石余が開かれた(旧高旧領取調帳)。嘉永三年(一八五〇)の千葉筋成箇取付帳によれば高三三一石余、ほかに正徳二年(一七一二)新田六升余・享保一二年(一七二七)新田一石余・寛保二年(一七四二)新田二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む