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井波彫刻

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

井波彫刻

1762年に焼失した瑞泉寺を再建するため、京都の本願寺の御用彫刻師が井波大工に技を伝えたのが始まりとされる。寺社彫刻をはじめ、天神像や獅子頭置物、豪華な欄間の彫刻で知られ、明治期には海外へも輸出された。近年は看板や額など製品の幅が広がり、美術の公募展に出品する人も。井波彫刻協同組合によると、現在、約120軒の工房で約200人の彫刻師が活動する。

(2011-06-20 朝日新聞 夕刊 こころ1面)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

事典 日本の地域ブランド・名産品の解説

井波彫刻[木工]
いなみちょうこく

北陸甲信越地方、富山県の地域ブランド。
砺波市・南砺市で製作されている。江戸時代中期、京都から派遣された御用彫刻師・前川三四郎に井波の大工が彫刻の技術を教わったことに始まるという。江戸時代末期頃まで主に神社仏閣彫刻などにその技法を競っていた。現在、豪華な寺社彫刻から民家の室内彫刻へと移り変わっている。特に、欄間彫刻に優れる。1975(昭和50)年5月、通商産業大臣(現・経済産業大臣)によって国の伝統的工芸品に指定。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

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