井隈庄(読み)いのくまのしよう

日本歴史地名大系 「井隈庄」の解説

井隈庄
いのくまのしよう

現藍住町勝瑞しようずいを中心とした藍住町東部から鳴門市大麻おおあさ町域にかけての地域に比定されている。「和名抄」記載の板野郡井隈郷の系譜を引く庄園か。大永七年(一五二七)二月二日の三好元長寄進状(見性寺文書)に「井隈庄地頭分内浜崎壱町玖段、井隈之内勝瑞分壱町壱段、但寺家廻すけたうの内竹田孫次方知行分」とみえるだけで、当庄内の地などが喜雲道悦禅門(元長の祖父之長)菩提のために、段銭・課役を免除のうえ見性けんしよう寺に寄進されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む