交結(読み)こうけつ

精選版 日本国語大辞典 「交結」の意味・読み・例文・類語

こう‐けつカウ‥【交結】

  1. 〘 名詞 〙 親しい交際を結ぶこと。交際。
    1. [初出の実例]「山随客路春光送。人至他郷交結稀」(出典文華秀麗集(818)上・和金吾将軍良安世春斎別筑前王大守還任〈嵯峨天皇〉)
    2. 「其初め親族交結して相ひ保てり」(出典:明六雑誌‐一六号(1874)人間公共の説・一〈杉亨二〉)
    3. [その他の文献]〔漢書‐雋不疑伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「交結」の読み・字形・画数・意味

【交結】こう(かう)けつ

交際し親しくする。〔漢紀、成帝紀三〕(王)に將相大夫と結し、名士を救贍(きうせん)し、客を賑(すく)ひ、家に餘財無し。

字通「交」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android