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京北班田図 けいほくはんでんず

世界大百科事典 第2版の解説

けいほくはんでんず【京北班田図】

大和国添下郡の地域をあらわした古地図。現在の奈良市右京,秋篠川流域,条里呼称でいえば京北1条~4条にわたる東西4里南北6里(1里は方6町の方格地)の地。西大寺に2本伝来したが,そのうち1本は現在東京大学文学部の所蔵。両本の成立年代はほぼ同時期と思われるが内容は西大寺本の方が詳しい。条・里・坪の境界を方格線で表し,山・川・用水施設・道路などは彩色線によって表現し,所用の文字を記入する。ともに紙本。少なくとも3または4の成立年代を異にする部分が接合され,最終的には嘉元年間(1303‐06)に成立したとされるが,最終成立年代についてはなお検討の余地がある。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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