京官の除目(読み)キョウカンノジモク

デジタル大辞泉 「京官の除目」の意味・読み・例文・類語

きょうかん‐の‐じもく〔キヤウクワン‐ヂモク〕【京官の除目】

司召つかさめしの除目

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「京官の除目」の意味・読み・例文・類語

きょうかん【京官】 の 除目(じもく)

  1. 平安中期以後、京官を任命する儀式。毎年秋に行なわれた。春に行なわれる県召除目(あがためしのじもく)に対する。内官除目司召の除目。秋の除目。きょうかん。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「今日京官除目、於摂政直廬行之」(出典:小右記‐永祚元年(989)一一月二七日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android