京絹(読み)きょうぎぬ

精選版 日本国語大辞典 「京絹」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ぎぬキャウ‥【京絹】

  1. 〘 名詞 〙 絹織物一つ。緯(よこいと)に絹の壁糸を織り込んだ富士絹をいう。ワイシャツ地などに用いる。
    1. [初出の実例]「其の比駿河の府に京絹(きょうキヌ)の商売人何がしとかや、町人ながら先祖高名武家なり」(出典浮世草子新可笑記(1688)二)

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