人工栄養法(読み)じんこうえいようほう(その他表記)artificial nutrition

日本大百科全書(ニッポニカ) 「人工栄養法」の意味・わかりやすい解説

人工栄養法
じんこうえいようほう
artificial nutrition
artificial hydration and nutrition

口から食べる以外の方法で水分栄養を補給すること、またその方法。管(チューブ)を通して胃や腸に補給する「経腸栄養法」と、静脈を経由して補給する「経静脈栄養法」に大別される。経腸栄養法には、経鼻経管栄養法や胃瘻(いろう)(胃瘻栄養法)、腸瘻(腸瘻栄養法)などが含まれる。経静脈栄養法には、末梢(まっしょう)静脈栄養法と中心静脈栄養法の2種類がある。

 なお、上記以外に、母乳を用いずに乳児哺育(ほいく)することも人工栄養あるいは人工栄養法とよばれる。別項「人工栄養」を参照。

[横山美樹 2022年12月12日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む