人工象牙(読み)じんこうぞうげ(その他表記)artificial ivory

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「人工象牙」の意味・わかりやすい解説

人工象牙
じんこうぞうげ
artificial ivory

象牙は象の歯牙質が発達したもので,その用途は鑑賞用,三味線のばち,琴の爪,ピアノの鍵盤,印鑑,麻雀牌など多岐にわたっている。しかし,ワシントン条約による野生動物保護の観点から象牙の輸入が全面禁止となり,その代替物として人工象牙が開発されている。たとえば,ピアノの鍵盤にはアクリル系樹脂や酢酸セルロースとシリカの複合材料が用いられており,その他,目的や用途に応じてさまざまな高分子の複合材料が用いられている。

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