仁斗田貝塚(読み)にとだかいづか

日本歴史地名大系 「仁斗田貝塚」の解説

仁斗田貝塚
にとだかいづか

[現在地名]石巻市田代浜 仁斗田

田代たしろ島の南東部にある小さな仁斗田湾の北側台地から湾に面した南斜面にかけてある。サザエアワビレイシなど岩礁性の巻貝貝殻が厚く堆積しているのが特徴。採集された土器片をみると、縄文時代前期から中期にかけてのものもあるが、圧倒的に中期後半のものが多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android