仁術(読み)ジンジュツ

デジタル大辞泉 「仁術」の意味・読み・例文・類語

じん‐じゅつ【仁術】

仁徳を他に施す方法。また、特に医術をいう。「医は仁術なり」

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精選版 日本国語大辞典 「仁術」の意味・読み・例文・類語

じん‐じゅつ【仁術】

  1. 〘 名詞 〙 仁を施す方法。人に恵みを与える行為。また、病人を治療して仁徳を施すところから、医術をいう。
    1. [初出の実例]「くすしの道は仁術(ジンジュツ)にて人の苦痛をたすけ寿命をのばすべき職分なれば」(出典仮名草子智恵鑑(1660)七)
    2. 「医は仁術なり。仁愛の心を本とし、人を救ふを以志とすべし」(出典:養生訓(1713)六)

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