仁頂寺村(読み)にじようじむら

日本歴史地名大系 「仁頂寺村」の解説

仁頂寺村
にじようじむら

[現在地名]猪名川町仁頂寺あさひおか

しま村の南東に位置し、南に愛宕あたご山がある。文明一八年(一四八六)多田段銭結解状(多田神社文書)に「忍頂寺」とみえ、諸本所分として「二町八段小 六段十歩 川成 現地二町六段百十歩」に四五〇文の段銭を多田ただ(現川西市)に納めている。永正三年(一五〇六)にも諸本所分として段銭が賦課されたが、「納分新田六瀬ノ帳ニ一種ニ付」と記されている(「多田庄段銭結解状」同文書)。諸本所分とは多田院以外の本所をさすが、諸本所名については未詳

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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