今中作兵衛(読み)いまなか さくべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「今中作兵衛」の解説

今中作兵衛 いまなか-さくべえ

1837-1865 幕末武士
天保(てんぽう)8年生まれ。今中仁左衛門の3男。筑前(ちくぜん)福岡藩士。元治(げんじ)元年月形洗蔵らと長州へいき,幕府軍の撤退と三条実美(さねとみ)ら5卿を太宰府へうつすことに尽力。翌慶応元年5月藩論が佐幕にかわり,勤王派を弾圧した乙丑(いっちゅう)の獄に連座,兄祐十郎とともに10月23日処刑された。29歳。名は守忠。

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朝日日本歴史人物事典 「今中作兵衛」の解説

今中作兵衛

没年:慶応1.10.23(1865.12.10)
生年:天保7(1836)
福岡藩の尊攘派志士。長州(萩)藩尊攘派と交流を持ち,第1次長州征討後の元治1(1864)年1月,太宰府へ赴く三条実美らの護衛に当たる。のち福岡藩に佐幕派政権が誕生し,兄祐十郎らの同志と共に城下枡木屋の獄に斬られる。

(井上勲)

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