佐幕(読み)サバク

デジタル大辞泉 「佐幕」の意味・読み・例文・類語

さ‐ばく【佐幕】

《「佐」は助ける意》幕末尊攘倒幕反対し、幕府を支持したこと。また、その党派

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精選版 日本国語大辞典 「佐幕」の意味・読み・例文・類語

さ‐ばく【佐幕】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「佐」は助ける意 ) 幕末、討幕尊王攘夷思潮に反対し、幕府の存立を認めて幕府を助けたこと。〔新令字解(1868)〕
    1. [初出の実例]「若し私に政治上の功名心があって、藩に行て佐幕(サバク)とか勤王とか何か云出せば」(出典福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉一身一家経済の由来)

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普及版 字通 「佐幕」の読み・字形・画数・意味

【佐幕】さばく

幕営補佐。唐・李頻〔春日(ふ)州、裴居言に贈る〕詩 身を將(もつ)てに佐たりと雖も 出入、居に似たり 色長く相ひ待ち 山信(まこと)に(そ)ならず

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