今子町(読み)いまずしちよう

日本歴史地名大系 「今子町」の解説

子町
いまずしちよう

[現在地名]奈良市今辻子町・西之阪にしのさか

油坂あぶらさか町の南にあり、今辻とも書く。「奈良曝」に「町役三十八軒」とあり、「此町人、毎年極月ニ春日明神へ灯明の油を奉り、正月の五日ニ春日の拝殿にてうたい初をする也。昔春日明神三笠山へ御垂跡の御時、普坂頼人、白衣の神人両人を頭とし、町人十七人御供申せし也。此十七人の町人此町と油坂に住し、大和国中へ油を売て世を渡りしゆへ、今にむかしのことく春日の灯明の油を奉ると云。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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