今岡信一良(読み)イマオカ シンイチロウ

20世紀日本人名事典 「今岡信一良」の解説

今岡 信一良
イマオカ シンイチロウ

明治〜昭和期の宗教家 日本自由宗教連盟会長;東京帰一教会主宰者。



生年
明治14(1881)年9月16日

没年
昭和63(1988)年4月11日

出身地
島根県簸川郡斐川町

学歴〔年〕
東京帝大文学部哲学科〔明治39年〕卒,ハーバード大学〔大正4年〕留学

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和25年〕,勲四等瑞宝章〔昭和40年〕

経歴
兵庫県下で牧師生活を送ったあと、大正初期にハーバード大で神学を学ぶ。帰国後、日大講師を経て、大正14〜昭和48年まで正則学園校長を務め、35年から理事長も兼務した。キリスト教入信、神道研究など遍歴のすえ、一切の宗教の根本は同じだという結論到達。その趣旨のもと、23年に日本自由宗教連盟と東京帰一教会を設立、独自の宗教活動を展開。106歳になるまで、毎月1回帰一教会で「日曜講話」を続けていた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「今岡信一良」の解説

今岡信一良 いまおか-しんいちろう

1881-1988 明治-昭和時代の宗教家。
明治14年9月16日生まれ。東京帝大卒業後,兵庫基督(キリスト)教会牧師をへて,明治45年母校の姉崎正治研究室の副手。大正14年から48年間正則学院校長。特定の宗教にこだわらない自由宗教をとなえ,昭和23年東京帰一教会,日本自由宗教連盟を設立した。昭和63年4月11日死去。106歳。島根県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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