今村英生(読み)いまむらえいせい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「今村英生」の意味・わかりやすい解説

今村英生
いまむらえいせい

[生]寛文11(1671).11.5. 長崎
[没]元文1(1736).8.18. 長崎
江戸時代中期のオランダ通詞。通称源右衛門,のちに市兵衛元禄8 (1695) 年稽古通詞,翌年小通詞,宝永4 (1707) 年大通詞に昇進。享保 10 (1725) 年御用方兼大通詞となり,同 13年から通詞目付。宝永5 (1708) 年イタリア人宣教師 G.シドッチが捕えられ,新井白石訊問を受けるなどした際,終始その通訳にあたった。また享保 14 (1729) 年,幕命により西洋馬書の翻訳を行ない,『西説伯楽必携』を著わした。

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関連語 今村市兵衛

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「今村英生」の解説

今村英生 いまむら-えいせい

今村市兵衛(いまむら-いちべえ)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「今村英生」の解説

今村英生 (いまむらえいせい)

生年月日:1671年11月5日
江戸時代中期のオランダ通詞
1736年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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