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今松遺跡(読み)いままついせき

日本歴史地名大系 「今松遺跡」の解説

今松遺跡
いままついせき

[現在地名]岩手町一方井 今松

一方井いつかたい川・外山そとやま川によって開析された標高約二四〇―二六〇メートルの丘陵状の台地に立地し、湧水を中心に住居跡が存在する。大正一一年(一九二二)頃遺跡確認のため、昭和四三年(一九六八)遺跡範囲確認のための調査がなされた。確認された住居跡は二四棟で、丘陵下にある湧水を取囲むように台地状に分布する。これらの住居跡は、現在も埋まりきらずに凹みとなって地表から観察できる。二四棟のうち二棟が内部確認のため発掘調査された。第三号住居跡は平面形隅丸方形、規模八メートルに七・七メートルである。竈は西壁の中央に造られ、燃焼部に川原石を用いている。柱穴は対角線上に四個あり、周溝もめぐる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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