今泉忠義(読み)イマイズミ タダヨシ

20世紀日本人名事典 「今泉忠義」の解説

今泉 忠義
イマイズミ タダヨシ

昭和期の国語学者 国学院大学名誉教授



生年
明治33(1900)年7月17日

没年
昭和51(1976)年11月5日

出生地
愛知県南設楽郡

学歴〔年〕
国学院大学文学部国文科〔大正12年〕卒

学位〔年〕
文学博士〔昭和23年〕

経歴
私立麻布中学校教員、正則中学校講師、皇典講究所神職養成部講師を経て、昭和3年国学院大学教授となった。この間、高等学校高等科教員検定試験国語科合格。23年「現代語法の特質とその歴史性」により文学博士。46年定年退職、名誉教授。著書に「国語発達史大要」「現代語の性格」「日葡辞書研究」(全6冊)「源氏物語現代語訳」(全15巻)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「今泉忠義」の解説

今泉忠義 いまいずみ-ただよし

1900-1976 昭和時代の国語学者。
明治33年7月17日生まれ。今泉三良(さぶろう)の兄。三矢重松,折口信夫(しのぶ)にまなぶ。麻布中学教員などをへて,昭和3年国学院大教授となる。昭和51年11月5日死去。76歳。愛知県出身。国学院大卒。著作に「日葡辞書の研究」「源氏物語 現代語訳篇」「国語発達史大要」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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