20世紀日本人名事典 「今泉三良」の解説 今泉 三良イマイズミ サブロウ 昭和期の哲学者 中央大学教授。 生年明治39(1906)年2月12日 没年昭和34(1959)年1月5日 出生地愛知県 学歴〔年〕東京帝国大学哲学科〔昭和6年〕卒,東京帝国大学大学院〔昭和8年〕修了 経歴中央大学講師、中央工業学校教授の後、昭和23年中央大学教授となり、文学部創設、哲学科の基礎確立に貢献した。その間、東京都立大学、新潟大学、横浜市立大学などの講師を務めた。中世哲学、特にトマス・アキナスからアウグスチヌスへの研究を進め、デカルト、ベルグソンらフランス哲学についても研究した。著書に「人間の宗教的歴史的考察」「デカルト、方法と道徳」、訳書にアウグスチヌスの「告白」などがある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「今泉三良」の解説 今泉三良 いまいずみ-さぶろう 1906-1959 昭和時代の哲学者。明治39年2月12日生まれ。今泉忠義の弟。昭和23年中央大教授となり,文学部の創設,哲学科の新設につくした。専門は中世哲学で,トマス=アクィナスからさかのぼって古代のアウグスティヌスまで研究。フランス哲学の論文もおおい。昭和34年1月5日死去。52歳。愛知県出身。東京帝大卒。共著に「人間の宗教的歴史的考察」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by