三矢重松(読み)みつやしげまつ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

三矢重松
みつやしげまつ
(1871―1923)

国語学者。山形県生まれ。国学院大学卒業。中国人留学生教育などに携わったのち、国学院大学教授。その著『高等日本文法』(1908)は修辞・解釈のためと自序したとおり、実用文法を目ざした規範的文法書。口語・文語を比較参照しながら説き、各説とも豊富な用例を引く。没後、門人安田喜代門(やすだきよもん)(1896―1980)により遺稿などが整理され、『文法論と国語学』『国語の新研究』『国文学の新研究』として出版された。

[清水康行 2018年10月19日]

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

三矢重松 みつや-しげまつ

1872*-1923 明治-大正時代の国文学者。
明治4年11月29日生まれ。嘉納治五郎の亦楽書院などでおしえ,のち東京高師,国学院大の教授。「国学院雑誌」を編集,また源氏物語全講会をつづけて国文学普及をはかった。郷里山形県庄内地方の育英事業にも尽力。大正12年7月17日死去。53歳。国学院卒。著作に「高等日本文法」など。

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