今溝庄(読み)いまみぞのしよう

日本歴史地名大系 「今溝庄」の解説

今溝庄
いまみぞのしよう

さい川の北岸、千曲川の西岸の沖積平野部に立地。現長野市高田・中村・北条一帯

吾妻鏡」文治二年(一一八六)三月一二日条に載せる同二月日付の乃貢未済庄々注文に、「松尾社領今溝庄」とあるように、山城国葛野郡松尾神社の荘園であった。仁治元年(一二四〇)一〇月の松尾社前神主秦相久の陳状(「漂到流球国記裏文書」宮内庁書陵部蔵)

<資料は省略されています>

とみえ、永万年中(一一六五―六六)庄号宣旨を得て、松尾社神主秦相頼・同頼康・同相能・同相久と代々同社神主秦氏が相伝知行した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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