日本歴史地名大系 「今行村」の解説 今行村いまゆくむら 大分県:下毛郡本耶馬渓町今行村[現在地名]本耶馬渓町今行八面(はちめん)山南麓、屋形(やかた)川中流域の河岸段丘上に点在し、東は東屋形村、西は下屋形村、南北は山稜が走る。承久元年(一二一九)一二月八日の宇佐宮行幸会大根川社進物送状案(永弘文書)に「御酒壱升、餅三枚(中略)成元今行上 右、御幸行会大根川御社之番大夫殿」とみえ、同三年の豊前国下毛庄検田目録(同文書)には、「今行一丁」が大根河(おおねがわ)社(現宇佐市)免一〇町のうちに含まれている。元応元年(一三一九)一〇月一八日の宇佐公世譲状案(到津文書)に「やかたのいまゆき」とみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報