今野源八郎(読み)コンノ ゲンパチロウ

20世紀日本人名事典 「今野源八郎」の解説

今野 源八郎
コンノ ゲンパチロウ

昭和期の経済学者 東京大学名誉教授。



生年
明治39(1906)年6月15日

没年
平成8(1996)年11月10日

出生地
福島県相馬市

学歴〔年〕
東京帝国大学経済学部経済学科〔昭和5年〕卒

学位〔年〕
経済学博士

主な受賞名〔年〕
交通文化賞〔昭和50年〕,勲二等瑞宝章〔昭和52年〕,相馬市名誉市民

経歴
生家が交通不便な寒村にあり、交通文明への強い憧れが交通政策を専攻するきっかけとなる。東京帝大卒業後、昭和8年から6年間ドイツや米国に留学。帰国後は東京帝大で交通経済学や交通政策を講ずる傍ら政府の運輸政策審議会委員などを務めた。国民の利便を第一に、交通の主役鉄道海運から道路・航空へ交代すべきことを一貫して説く。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android