介意(読み)カイイ

デジタル大辞泉 「介意」の意味・読み・例文・類語

かい‐い【介意】

[名](スル)(あとに打消しの意の言葉を伴って用いる)気にかけること。心配すること。「将来のことは一向に介意しない」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「介意」の意味・読み・例文・類語

かい‐い【介意】

〘名〙 (「意(こころ)に介(さしはさ)む」の意) 意に介すること。気にかけること。心にとめること。また、その気持
読本近世説美少年録(1829‐32)二「衆皆(みなみな)初て心おちゐて、ふたたび介意(カイイ)せざりけり」 〔列子黄帝

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普及版 字通 「介意」の読み・字形・画数・意味

【介意】かいい

気にする。懸念する。〔後漢書、度尚伝〕(宿賊渠師)卜陽等の財寶、足富數世~なるも、少少なるのみ。何ぞに介するに足らん。

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