仏儀(読み)ぶつぎ

精選版 日本国語大辞典 「仏儀」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐ぎ【仏儀】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 仏教儀式仏事の儀式。
    1. [初出の実例]「古塚纍々、幽寂々、仏儀不見、只見春花秋月」(出典本朝文粋(1060頃)一三・為左大臣供養浄妙寺願文〈大江匡衡〉)
  3. 仏としての威儀。仏としての立居振舞。
    1. [初出の実例]「浄衣乞食の仏儀、〈略〉行持にあらずといふことなし」(出典:正法眼蔵(1231‐53)行持上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android