仏教寺村(読み)ぶつきようじむら

日本歴史地名大系 「仏教寺村」の解説

仏教寺村
ぶつきようじむら

[現在地名]久米南町仏教寺

東をのぞく三方下二しもにヶ村に囲まれ、中世には弓削ゆげ庄に含まれた(永享五年仏教寺鐘鼓銘)正保郷帳・天保郷帳では下二ヶ村の内。元禄一〇年(一六九七)の美作国郷村帳に仏教寺村とあり、高八四石余とある。これは村名の由来となった仏教寺の寺領とみられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android