仕切り板(読み)シキリイタ

デジタル大辞泉 「仕切り板」の意味・読み・例文・類語

しきり‐いた【仕切り板】

間を区切る板。
船舶で、ばら荷の片寄りを防ぐために、船倉内に船体中心線に沿って設ける板。荷止め板。

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精選版 日本国語大辞典 「仕切り板」の意味・読み・例文・類語

しきり‐いた【仕切板】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 物と物との間を区切る板。
    1. [初出の実例]「食物は仕切板の小さな穴から日に一度、差し入れられるが」(出典:札の辻(1963)〈遠藤周作〉)
  3. 穀物運搬船で、穀類をばら積みする際に、船の動揺貨物が片舷に寄らないように、船体中心線に沿い船倉を縦断して設けられる板。荷止め板。

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