付石(読み)ツケイシ

精選版 日本国語大辞典 「付石」の意味・読み・例文・類語

つけ‐いし【付石】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かねつけいし(金付石)」の略 ) 江戸時代金銀をこすりつけてその質のよしあし、真贋(しんがん)などを判定するのに用いた珪石(けいせき)。黒色緻密で和歌山県那智地方から産出した。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「嘘かまことは附石(ツケイシ)下地の銀が出ようとも」(出典歌舞伎島鵆月白浪(1881)三幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む