金付け石(読み)カネツケイシ

デジタル大辞泉 「金付け石」の意味・読み・例文・類語

かねつけ‐いし【金付け石】

試金石しきんせき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「金付け石」の意味・読み・例文・類語

かねつけ‐いし【金付石】

  1. 〘 名詞 〙 三重県の熊野地方で産する珪石(けいせき)一種黒色で、質は緻密。昔、両替屋などで、金銀をすりつけてその真偽純度などを検査するのに用いた。那智黒試金石
    1. [初出の実例]「金銀を金付石にて試て位の善きなど云は、両替屋等云ことにて」(出典:政談(1727頃)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android