仙波河岸(読み)せんばがし

日本歴史地名大系 「仙波河岸」の解説

仙波河岸
せんばがし

[現在地名]川越市仙波町

新河岸川舟運最上流に設けられた河岸場で、明治一一年(一八七八)・同一二年頃に開設された。扇(おうぎ)河岸の上流に城下町と直結する河岸場を設けることは江戸時代から川越町人の強い要望で、弘化三年(一八四六)に仙波東照宮と三芳野(みよしの)天神社修復用材運送のため大仙波(おおせんば)村愛宕下(あたごした)に仮設の荷揚場が造られたのを契機に、川越町年寄と頭取名主は連名でその払下げを受け城下町人で経営する計画を出願した(坂戸市林家文書)。この背景には扇河岸・下新(しもしん)河岸など五河岸問屋が直接周辺農村から荷物の集荷を行ったため川越町方の商業が衰微していること、五河岸側が運賃の引上げを行ったことなどがあった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む