仙石左京(読み)せんごく さきょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「仙石左京」の解説

仙石左京 せんごく-さきょう

1787-1836* 江戸時代後期の武士
天明7年生まれ。但馬(たじま)(兵庫県)出石(いずし)藩家老。文化12年藩主仙石政美(まさよし)のもとで筆頭家老となり,藩の財政改革をおこなったが,政美の死後,お家乗っ取りの疑いをもたれ(仙石騒動),幕府裁決により天保(てんぽう)6年12月9日獄門に処せられた。49歳。名は久寿

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の仙石左京の言及

【仙石騒動】より

…仙石氏の財政窮乏は19世紀に入って深刻化し,その立直しをめぐり大老(家老)の家筋である仙石式部家と主計(かずえ)家の対立が生じた。1824年(文政7)藩主政美(まさみつ)が死に,嗣子がないため江戸で跡目の相談があり,式部家の仙石左京久寿は長男を伴って出府した。このことがお家乗取りの陰謀と疑われ,左京は主計家仙石造酒助(みきのすけ)久恒らによって大老の座を追われた。…

※「仙石左京」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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