仮法(読み)ケホウ

デジタル大辞泉 「仮法」の意味・読み・例文・類語

け‐ほう〔‐ホフ〕【仮法】

仏語因縁和合によって仮に存在する、実体のないもの。⇔実法

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精選版 日本国語大辞典 「仮法」の意味・読み・例文・類語

け‐ほう‥ホフ【仮法】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「け」は「仮」の呉音 ) 仏語。因縁(いんねん)の和合によって、仮(かり)にこの世に存在する、実体のないもの。⇔実法
    1. [初出の実例]「言説動容はこれ仮法(けほふ)なり。寂黙凝然はこれ真実なり」(出典正法眼蔵(1231‐53)三十七品菩提分法)
    2. [その他の文献]〔瑜伽論‐八八〕

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