仮法(読み)ケホウ

精選版 日本国語大辞典 「仮法」の意味・読み・例文・類語

け‐ほう‥ホフ【仮法】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「け」は「仮」の呉音 ) 仏語。因縁(いんねん)の和合によって、仮(かり)にこの世に存在する、実体のないもの。⇔実法
    1. [初出の実例]「言説動容はこれ仮法(けほふ)なり。寂黙凝然はこれ真実なり」(出典正法眼蔵(1231‐53)三十七品菩提分法)
    2. [その他の文献]〔瑜伽論‐八八〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む