仮髻(読み)スエ

精選版 日本国語大辞典 「仮髻」の意味・読み・例文・類語

すえすゑ【仮髻・仮髪】

  1. 〘 名詞 〙 奈良・平安時代、婦人の髪に添えて結んだ、現在のかつらに似たもの。〔享和本新撰字鏡(898‐901頃)〕
    1. [初出の実例]「今二つには御櫛の調度、すへ・蔽髪(ひたひ)より始め」(出典:宇津保物語(970‐999頃)内侍督)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「仮髻」の読み・字形・画数・意味

【仮髻】かけい

かずら。〔晋書、五行志上〕女、鬢傾髻、以てと爲す。用髮に多く、恆に戴(の)すべからず。乃ち先づ木び籠上に於て之れを裝ふ。名づけて假髻と曰ふ。或いは假頭と名づく。

字通「仮」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む