仲山城跡(読み)なかやまじようあと

日本歴史地名大系 「仲山城跡」の解説

仲山城跡
なかやまじようあと

[現在地名]長瀞町野上下郷

野上下郷のがみしもごう小坂こさかの荒川左岸に迫る独立丘、しろ山山頂に築かれている。対岸には天神山てんじんやま城跡がある。山形を利用して造られる三つの主要な郭からなり、それぞれの郭は二本の大きな堀切によって仕切られる。各郭には土塁がなく、山肌を切落して急崖をなし、備えとしている。三の郭の長さは九メートル、二の郭は同一五メートル、本郭は山頂部に造られ、同約三〇メートルの規模に造られている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む