任使(読み)にんし

精選版 日本国語大辞典 「任使」の意味・読み・例文・類語

にん‐し【任使】

  1. 〘 名詞 〙 物事を委任して使うこと。まかせて使うこと。
    1. [初出の実例]「任使其の人を得る時は、天下おのづから治まる」(出典:平治物語(1220頃か)上)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐昭公六年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「任使」の読み・字形・画数・意味

【任使】にんし

委任される。〔戦国策、燕三〕軻曰く、此れ國の大事なり。臣、駑下(どか)にして、任するに足らざらんことをると。太子(すす)みて頓首す。

字通「任」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む