伉礼(読み)こう(かう)れい

普及版 字通 「伉礼」の読み・字形・画数・意味

【伉礼】こう(かう)れい

対等の礼。〔荘子漁父乘の、千乘の君、夫子(ふうし)を見るに、未だ嘗(かつ)てつて伉禮せずんばあらず。夫子ほ倨敖(きよがう)の容り。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の伉礼の言及

【事大主義】より

…つまり中国との事大=宗属関係によって国土を安んじえた。朝鮮の日本および女真族との関係は,伉礼(こうれい)(対等の礼)による交隣関係であったが,女真族の清王朝が中国を支配すると事大=宗属関係に代わった。事大党と対立した開化派(独立党)は,1884年12月の甲申政変で清との事大関係からの独立をその政綱にかかげた。…

※「伉礼」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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