伊串村(読み)いくしむら

日本歴史地名大系 「伊串村」の解説

伊串村
いくしむら

[現在地名]古座町伊串

熊野街道大辺路筋と、重畳(かさね)山から南流して熊野灘に入る伊串川沿いに位置。東は神野川(このがわ)・西向(にしむかい)両村に接し、南は熊野灘に面する。慶長期(一五九六―一六一五)の検地帳(古座町教育委員会蔵)に「潮崎荘生死村」とみえ、慶長検地高目録によれば村高七一石余。古座組に属し、「続風土記」には家数四六、人数一九七とある。近世には山方で杉丸太・木柴が少々作られたが、当村は古座浦や西向村と同じく漁業が中心で、「南紀徳川史」は鰹舟三艘、同小舟二艘、網二帖、鰤網二帖、沖えさあみ一帖を記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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