伊勢場村(読み)いせばむら

日本歴史地名大系 「伊勢場村」の解説

伊勢場村
いせばむら

[現在地名]松阪市伊勢場町

横地よこち村の東、はらい川の左岸にある。延喜(九〇一―九二三)以前とされる伊勢国大国庄坪付案(東寺文書)に「伊勢羽里」とあり、三六坪の記載がみられる。延長七年(九二九)七月一四日付伊勢国飯野庄大神宮勘注(古梓堂所蔵文書)の「東大寺田佰壱町段弐佰玖拾陸歩」のなかに「伊羽里四丁一段三百十歩」とあり八坪が記され、「東寺田拾陸町拾肆歩」のなかに「伊世羽里七坪六段」とある。当地に両寺の寺領が成立していたとも考えられるが、東寺と東大寺との紛争のなかであらわれたものである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む