伊吹村(読み)いぶきむら

日本歴史地名大系 「伊吹村」の解説

伊吹村
いぶきむら

[現在地名]各務原市蘇原伊吹町そはらいぶきちよう蘇原北山町そはらきたやまちよう蘇原三柿野町そはらみかきのちよう蘇原月丘町そはらつきおかちよう蘇原希望町そはらきぼうちよう蘇原沢上町そはらさわがみちよう蘇原村雨町そはらむらさめちよう蘇原瑞穂町そはらみずほちよう蘇原花園町そはらはなぞのちよう蘇原吉野町そはらよしのちよう蘇原申子町そはらさるこちよう蘇原吉新町そはらきつしんちよう蘇原寺島町そはらてらじまちよう蘇原青雲町そはらせいうんちよう蘇原外山町そはらとやまちよう蘇原赤羽根町そはらあかばねちよう蘇原宮塚町そはらみやづかちよう蘇原北陽町そはらほくようちようなど

加佐見かさみ山の南に位置し、集落の北側をさかい川が西流する。各務かかみ郡に属し、西は岩滝いわたき(現岐阜市)大島おおしま村。南に島崎しまざき村を挟んで出作地をもち、明和二年(一七六五)に開発された吉兵衛きちべえ新田(旧高旧領取調帳にみえ高一七石余、笠松郡代支配所)に接する。


伊吹村
いぶきむら

[現在地名]伊吹町伊吹

伊吹山の南西麓、南流するあね川左岸に位置。西は七尾ななお(六九〇・六メートル)の南尾根を境に相撲庭すまいにわ(現東浅井郡浅井町)。伊吹山麓に縄文時代後期の伊吹遺跡がある。慶長七年(一六〇二)の検地帳写(伊吹区有文書)によれば田五町六反余・畑三二町三反余・荒六町七反余・屋敷五反余、田畑合四〇町六反余・分米合一八二石余。寛永石高帳では幕府領。元禄郷帳では甲斐甲府藩領。


伊吹村
いぶきむら

[現在地名]垂井町伊吹、関ヶ原町大高おだか

岩手いわで村の南西に位置し、村の南部をあい川がほぼ東流する。式内社伊富岐いぶき神社がある。慶長郷帳に村名がみえ、高七六九石余。元和二年(一六一六)の村高領知改帳では幕府領。正保郷帳では尾張藩領で、田高六二一石余・畑高一四七石余、ほかに山年貢八石。明暦覚書によれば元和五年より同藩領で、概免四ツ三分二厘、人数二五九、馬四〇。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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