伊坂梅雪(読み)イサカ バイセツ

20世紀日本人名事典 「伊坂梅雪」の解説

伊坂 梅雪
イサカ バイセツ

明治〜昭和期の演劇評論家 帝国劇場舞台監督主任。



生年
明治5年1月17日(1872年)

没年
昭和24(1949)年7月4日

出生地
東京・三田

本名
伊坂 国太郎

経歴
福沢諭吉に師事して時事新報社に入社。明治35年、5代目音羽屋の技芸履歴口述筆記して、後に「尾上菊五郎自伝」としてまとめる。44年帝劇開場に際して舞台監督主任、幕内主任となる。この間、38年に文士劇若葉会に出演、以来しばしば舞台に立った。著書に「勧進帳考」(大13)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊坂梅雪」の解説

伊坂梅雪 いさか-ばいせつ

1872-1949 明治-昭和時代の演劇評論家。
明治5年1月17日生まれ。福沢諭吉にまなび,「時事新報」の記者となる。明治35年5代尾上(おのえ)菊五郎の自伝を口述筆記した記事で好評をえる。44年帝劇にはいり舞台監督主任などをつとめた。昭和24年7月4日死去。78歳。東京出身。本名は国太郎。著作に「勧進帳考」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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